雨漏りが起こってしまった場合、どこから雨が浸入しているのか原因を突き止めることが大切です。雨漏りというと、屋根が原因だと思っている人も多いかもしれませんが、屋根だけではなく外壁が原因ということも少なくありません。そのため、雨漏り修理を依頼する場合には、どこが原因なのかをきちんと判断してくれる業者に依頼することが大切です。雨漏り修理業者によっては、ビデオや写真を撮影して、原因となっている可能性がある部分を、依頼者に見せてくれるような場合は、信頼できる業者といえます。
雨漏り修理業者に限らず、外壁塗装など無料調査をしていますといって、営業マンが訪問してくる場合があります。こういった飛び込みの営業の中には、実際には雨漏りの修理が必要ない場合でも、修理が必要だ、外壁塗装の塗り直しが必要だなどといって契約をとる、悪徳な業者も存在します。屋根や外壁というのは、普段あまり目につかない場所ですから、突然壊れているなどといわれると不安に思ってしまい、すぐに契約してしまう人も少なくありません。ただ、どんな場合でもできるだけ自分の目で状況を把握しておく必要があり、業者のいいなりになることは避けましょう。
雨漏りの原因は、ほとんどの場合経年劣化によるひび割れや漆喰の崩れ、スレートのはがれなどですが、中には自然災害によって起こることもあります。そういった場合には、火災保険で補償される場合もありますから、一度保険会社に相談してみるとよいでしょう。